葉酸が不足する不妊に?

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葉酸が不足する不妊に?

妊娠中を除いては、日常的にそれほど心配されることもない葉酸の不足ですが、じつは体に大きな影響を与えるほど重要な栄養素であることをご存知でしょうか?

 

葉酸が不足することで起こるさまざまな不調やメカニズムについて、解説していきます。

 

 

葉酸が不足する原因とは

葉酸が不足するとどうなる? 
平均的な日本人の食生活において葉酸の摂取量が不足するということはそれほどないとされてきましたが、近年の主に若い世代の野菜不足は深刻なものがあるといいます。

 
妊娠を考えてから初めて葉酸というビタミンに着目する場合がほとんだと思いますが、実際現代日本人には不足傾向が強まっている栄養素でもあるのです。

 

豚、鶏、牛のレバーなど動物性の食品からも葉酸は摂取できますが、毎日これらが食卓に上がるという家庭はそれほど多くないでしょう。

 とくに妊娠中の女性の場合胎児の細胞分裂や発達に大量の葉酸が消費されることから葉酸不足に陥りやすいとされ、それが原因で深刻な健康問題を引き起こすこともあります。

 葉酸の非妊娠時の1日の所要量は240㎍とされ、これはほうれん草およそ2束分に相当します。ただし葉酸は調理の過程で半分は失われてしまうことから、実際はその倍量を食べる必要があるということになります。

 

葉酸が不足することによるリスク葉酸欠乏性貧血

 

新たな赤血球を作りだすのに必要な葉酸が欠乏することで起こる貧血。

葉酸の働きを助けるビタミンB12の不足が引き金となることもある。

 

巨赤芽球性貧血

 葉酸とビタミンB12が同時に欠乏することで起こる貧血。

赤血球が正常に細胞分裂されないことで巨大化・脆弱化し、不足する。

 

うつ

葉酸は脳神経に働きかけ、リラックスさせる効果があるため、不足するとうつに陥りやすくなる。

飲酒によっても葉酸は吸収されにくくなるため、酒の席の多い働きざかりの男性に多い。

 

認知症

葉酸は認知症発症の原因となるホモシステイン値を下げ、神経伝達を正常にする作用があるため、不足すると認知症発症リスクが上がるといわれている。

 

葉酸不足が妊娠中の女性に与える影響

 

葉酸は胎児の神経管閉塞やダウン症などの先天性異常のリスクを65%もの割合で減らし、遺伝情報のコピーや伝達を正常に行うのを助ける働きをしてくれます。

 

ですから妊娠中の女性が葉酸不足に陥ると、その分産まれてくる子供への悪影響が心配されます。

 

また妊娠すると血液量が通常のおよそ1.5倍にも増え、それが母体を通して赤ちゃんにも送られることになります。ここで葉酸が不足すると、質の良い血液が作られなくなるため赤ちゃんの発達に影響するほか、母体も慢性的な貧血に陥り、早産や流産のリスクが上がります。

 

またホルモンバランスを整える働きが滞るため常に不安定で、深刻なうつに陥るケースもあるといいます。

 

葉酸摂取は赤ちゃんのためももちろんですが、はぐくむ側の女性にとっても非常に重要な役割を果たしますから、意識して葉酸を摂取することが肝要です。

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