葉酸サプリを過剰摂取する流産?

*
不妊に葉酸は効果をもたらす? > 葉酸 > 葉酸サプリを過剰摂取する流産?

葉酸サプリを過剰摂取する流産?

葉酸サプリを過剰摂取
妊娠中の葉酸サプリ摂取はもはや常識となって久しいですが、飲まなければならないからと意識しすぎて過剰摂取に陥った場合、どんなリスクがあるのでしょうか。

ここでは意外に知られていない葉酸サプリ過剰摂取のリスクとその影響についてくわしく解説してゆきます。

葉酸サプリ摂取の適量とは

葉酸サプリは厚生労働省により、妊娠中の場合1日400㎍の摂取が推奨されています。これは毎日の平均的な日本人の食事から摂れる葉酸量を補う適量で、トータルで上限1000㎍を越えない限りは比較的安全とされています。

ちなみに非妊娠時の葉酸所要量は男女ともに200㎍、授乳期は280㎍となっており、妊娠時にいかに多くの葉酸が必要とされるかを物語っています。

国民健康・栄養調査によると現代の日本人、とくに20~30代の若い世代は慢性的な野菜不足に陥っており、葉酸摂取量も辛うじて所要量に届くか届かないかの値を示しています。

ですから妊活を考え始めた、あるいは妊娠に気づいた時点で葉酸サプリを摂り始めなければ、推奨量のおよそ半分しか葉酸が摂れていないということになってしまうため、気を付ける必要があります。

葉酸サプリ過剰摂取による副作用

葉酸は水溶性ビタミンの一種であり、葉酸サプリをある程度過剰に摂取してもすぐに尿として体外に排出されるため、蓄積されて悪さをするということはほぼありません。

ですが、前項で挙げた摂取量上限である1000㎍を越えた葉酸を摂り続けた場合、副作用のリスクが上がります。副作用の内容としてはむくみ、かゆみ、吐き気、蕁麻疹、不眠、呼吸障害、亜鉛の吸収率低下などがあり、危険です。

食事からの摂取に関しては、調理の過程で葉酸の多くが失われてしまうほか吸収率も50%以下と決して高くはないため、食べ過ぎたからといって心配することはないでしょう。

ただし市販の多くの葉酸サプリに使用されている「モノグルタミン酸型葉酸」は吸収率も良く、ダイレクトに影響してきますから注意が必要です。

命に係わる副作用が起こることはほとんどないものの、所要量を守って安全に摂取するに越したことはありません。

妊娠後期に葉酸サプリを飲んではいけない?

妊娠中は欠かさず葉酸サプリを飲むべきですが、妊娠も後期に入ったら、子供が喘息になるリスクが上がるから止めておいた方が良い、などという噂を聞いたことがある方もいると思います。

これはオーストラリアの研究チームが発表した、「妊婦が妊娠後期に葉酸を毎日1000㎍摂り続けた結果、産まれてきた子供の小児喘息リスクが25%高まった」という調査結果に由来しています。

よく読んでみるとわかりますが、毎日1000㎍という高い摂取量を続けた結果ということですから、もちろん所要量を守った摂り方をしていれば、葉酸サプリのせいで子供が喘息になるなどということはありません。

大事な赤ちゃんの健康に関わることですから、正しい情報を得て、適量を守った葉酸サプリの摂取を心掛けましょう。

葉酸サプリを過剰摂取する流産?関連ページ

葉酸サプリで腹痛が起こった?!原因と対処法
特定の葉酸サプリを飲んでお腹がゆるくなったり、腹痛を起こしてしまうという人が、まれにいるようです。 ほとんどの […]
葉酸は流産予防に効果がある?
せっかく授かった赤ちゃんを抱くことなくお別れをしなくてはならないのは、誰にとっても、その後の人生を変えるくらい […]
葉酸サプリと鉄分の併用はNG?
「妊娠を機に葉酸サプリを飲みたいけど、妊娠中には鉄分も十分摂りたい!・・・でも一緒に飲んでも副作用など起こらな […]
葉酸が不足する不妊に?
妊娠中を除いては、日常的にそれほど心配されることもない葉酸の不足ですが、じつは体に大きな影響を与えるほど重要な […]

トラックバックURL

http://infinidb.org/yousan/kazzyousessyu/trackback